家庭菜園初心者でも育てやすい「つるなしいんげん」。
支柱が不要でスペースをとらず、プランターでも簡単に栽培できます。
今回は、わたしが実際に種から育てた記録とともにポイントをお伝えしたいと思います。
つるありいんげんとつるなしいんげんの違い
いんげんはつるありタイプとつるなしタイプがあります。
種類 | 特徴 | メリット | デメリット |
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つるあり | つるが伸び、支柱が必要 | 収穫量が多く、長期間収穫できる | 支柱を立てる手間がかかる |
つるなし | つるが伸びず、コンパクト | 支柱不要で省スペース栽培が可能 | 収穫期間が短く、一度に収穫が終わりやすい |
つるありいんげんの特徴
- 生長力が強く、長く収穫できる
→ 一度植えると、次々に実がなり、夏の間ずっと収穫できる。 - つるが高く伸びるため、スペースが必要
→ 地植え向きで、プランター栽培には不向き。 - 支柱が必要
→ 1.5〜2mの支柱を立てて、つるを誘引する必要がある。
✅ 長期間、たくさん収穫したい
✅ 畑や広いスペースがある
✅ 手間をかけて育てるのが好き
つるなしいんげんの特徴
- コンパクトで支柱が不要
→ 背丈は30〜50cm程度なので、プランターでも栽培しやすい。 - 成長が早く、早めに収穫できる
→ 種まきから約50〜60日で収穫できる。 - 収穫期間は短め
→ 一度に収穫し終わることが多いので、長期間収穫したい場合は時期をずらして種をまくと良い。
✅ 初心者で簡単に育てたい
✅ ベランダや小さなスペースで育てたい
✅ 短期間で収穫したい

わたしは今回つるなしを育ててみました。
皆さんも育てる環境やライフスタイルに合わせて選んでみてください!
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こちらのトーホクさんの種で育てました。
発芽率もよく、お花は白にピンク色が混じり可愛いですよ♪
種まきの時期と適した環境
適した時期
いんげんの発芽適温は、約23~25℃、生育適温は約15~25℃です。
わたしは4月7日に種まきして約10日後発芽しました。

つるありいんげんは春まきと夏まきができるそうです。
そのため収穫期間が長いメリットがありますね!
栽培環境
- 日当たり:暑さに強い。日当たりの良い場所がベスト。
- 土壌:マメ科の連作はしない。水はけがよく、肥沃な土。酸性土を嫌う。
種の準備とまき方
種の準備
発芽をよくするために、一晩水につけると発芽率が向上します。
まき方
- 畑やプランターの準備
- 畑の場合:畝を作り、深さ2cmの植え穴を作る。
- プランターの場合:深さ20cm以上のものを用意。ポリポットでもOK!
- 種をまく
- 1か所に2〜3粒ずつ、間隔20cm~30cm程度でまく。(つるありは30~40cm)
- 軽く土をかぶせ、水をたっぷり与える。
- 種まき後は鳥害対策で発芽するまでネットをしておく。
- 間引き
- 発芽後、本葉が2〜3枚になったら、元気な苗を1本残して間引く。(慣れたら2本残しで栽培すると収穫量がUPする)
植え付け
- 畑やプランターに直まきであればそのままで構いませんが、わたしのようにポリポットで育苗した場合は間引きした頃に植え替えましょう。
- 畑やプランターに直まきであればそのままで構いませんが、わたしのようにポリポットで育苗した場合は間引きした頃に植え替えましょう。
育て方のポイント
水やり
土が乾いたらたっぷり水を与える。ただし、水のやりすぎは根腐れの原因になるため注意。
追肥
間引いた段階または本葉5~6枚の頃に追肥を行う。わたしは間引いた後に畑とプランターに植え替えました。
畑は有機肥料を使用しました。
病害虫対策
- アブラムシやハダニに注意。
- 風通しを良くし、見つけたら早めに駆除。
マリコット
わが家はアブラムシ、ハダニの被害はありませんでしたが、カメムシが寄ってきたので、ニームスプレーで戦いました。
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収穫のタイミング
開花後、10〜14日程度で実が膨らんできます。柔らかいうちに収穫すると、食感が良くなります。

お花がかわいいので観察が楽しいですよ♪
まとめ|つるなしいんげんは初心者向けで収穫も楽しい!
今回、つるなしいんげんを育ててみましたが、週末ガーデナーで家庭菜園初心者のわたしでも簡単に種から育てられる野菜だと感じました。
✅ 支柱不要で省スペース栽培が可能
✅ 成長が早く、約50〜60日で収穫できる
✅ 2本立ちで育てると収穫量UP!
結果として、虫の被害も少なく500本以上収穫できました!
次々とできるので収穫がとっても楽しかったです♪
(無農薬で虫被害が少なかったのはニームのおかげかもしれません)
「野菜が足りない…お弁当のおかずがもう一品欲しい…」そんなときにお庭に出て畑やプランターから収穫してすぐに調理できるので本当に重宝しますよ。
種から育てると低コストで済むので、野菜のお値段が上がっている今!ぜひチャレンジしてみてくださいね!

次回は「大さやえんどうの種から栽培レポ」をお届け予定です!
ぜひまた遊びに来てくださいね♪
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