最近、テレビや雑誌で環境にいい取り組みのひとつとして取り上げられるコンポスト。
みなさんはどんなイメージをお持ちでしょうか?
生ごみを入れて本当に分解するの?臭くない?虫は?面倒そう…。
などなどたくさんの心配事があると思います。
LFCコンポストは初心者向けに作られているので気軽にコンポストライフをスタートできますよ♪
今日は実際にLFCコンポストで生ごみを堆肥にしたレビューを正直にまとめました!
コンポストとは?
ごみが減って野菜や花がが育つ堆肥がつくれる!
この知恵は活かさないともったいないですね♪
コンポストのメリット
ごみが減る
最大のメリットはごみが減ったことです。
3~4人家族から出る生ごみ量=1日約300ℊ程度とのことで、ひと月で約9kgの計算になりますね。
そうなると燃えるゴミ袋がすぐにいっぱいになってしまうのも理解できます。
ちなみに我が家(大人ふたりと犬1匹)で生ごみが多い日に測ってみたところ、250gほどでした。
野菜・果物の皮や種、コーヒーやお茶の出がらし、骨、たまごの殻、揚げ油の残りなど…。
調理で捨てていたものをコンポストへいれることでごみ出しの回数が週に1~2回から現在は2~3週間に1回に減りました。
臭いがしない
夏場の生ごみの臭いにお困りの方が多いと思います。
以前、わたしも臭いがしないように生ごみを冷凍保存していたのですが、コンポストに入れることで悩むこともなくなりました。
分解途中も基材の脱臭効果のおかげで不思議と匂いませんでした。
コーヒーかすを毎日一緒に混ぜていたことも対策になっていたのかもしれません。
冷凍庫のスペースも減り、保存袋も必要なくなりました。
CO2削減になる
家庭から出る生ごみのは8割が水分です。
水分が多いごみは焼却の際、多くのエネルギーを使ってしまいます。
以前、生ごみの匂い対策で冷凍保存し、ごみ出しの朝に凍った生ごみを袋の中にいれるという流れでしたが、とても環境に悪いことをしていたと反省しています。
コンポストは生ごみを分解・熟成する際に水分も必要なので、水切りしなくても大丈夫です。
そのままいれることで中の基材がしっとりします。
毎日地球にいいことしている感を味わえます♪
コンポストをはじめてない方は、捨てる前にぎゅーっとひと絞りして水を切るようにすることで焼却のための時間を短縮し、余分な二酸化炭素の発生を抑えることができます。
自分で堆肥がつくれる
ガーデニングされている方であれば、堆肥がつくれることも楽しみのひとつ。
自分でつくることで何が入っているかはっきりしている点も安心感があります。
無農薬・化学肥料不使用の元気な野菜がつくれます。
生ごみをいれつづけて3か月(1日50~250g、トータル20kg)ほどで熟成期間に入ります。
生ごみ投入をストップして3週間ほどしっとりさせた状態で熟成させます。
熟成を終えてできた堆肥は、堆肥1:土2~3の割合で土と混ぜて使います。
サニーレタスとチマサンチュ、小松菜が元気に育ち収穫できました。
分解がおもしろい
最初は本当に分解されるの?と思っていましたが、実際に生ごみをいれると日に日に小さくなります。
微生物の力ってすごい!と実感できます!
入れた生ごみが次の日に消えている!とまではいきませんが、ゆっくりと時間をかけてちゃんと分解されます。
夏に食べたスイカの皮を切ってコンポストにいれてみましたが、ひつ月ほどで姿かたちがなくなりました。ほとんどが水分で季節も夏ということで分解が早かったです。
微生物が元気に活動することでコンポストの中の基材がホカホカと温かくなったり、
基材にうっすらと白カビが生えたりします。
その様子を観察するのも楽しいです。
生ごみは、できれば小さく切ると分解が早いです。
硬いものは分解しにくいということでしたが、時間をかけて分解します。
コンポストのデメリット
コンポストライフを満喫しているわたしにとっては、メリットのほうが上回るのですが、デメリットもあることを正直にお伝えします。
面倒であること
ごみも減るメリットはあるものの、今までそのまま捨てていたものを、少し細かくする手間は必要です。
これは調理するときに野菜を切るついでに細かくしてもいいですし、コンポストの中にいれるときにハサミでカットしながらいれるという方法があります。
そこまで細かくする必要はありませんが、あまりに大きいと分解が遅くなります。
目安は500円玉くらいの大きさです。
屋外で作業すること
コンポストの置き場所は基本屋外になるので、季節に左右されてしまいます。
暑い日も、寒い日も外に出て作業します。
作業といっても慣れてしまえば1分程度のことなので、換気や洗濯物ついでに行うとよいでしょう。
初心者の方が始められるなら気候が穏やかな春~夏がおすすめのタイミングです。
悪天候のときの取り込み
雨のあたらない屋根がある場所であれば、そのままで大丈夫ですが、ベランダだと台風のように強い雨だとコンポストが全体的に濡れてしまいますので、取り込む必要が出てきます。
虫の発生(虫の画像なし)
LFCコンポストのバックタイプはファスナーをキッチリ閉めておけば、虫の発生は防げるそうです。
わたしは閉め忘れて仕事に行ってしまい、アメリカミズアブという虫が卵を産み、中に幼虫が現れました。
なかなかグロテスクでしたが、おかげさまでかなり分解がすすみ、コンポストの中でサナギになり、成虫になって飛んでいきました。
アメリカミズアブは刺すタイプのアブではなく、野菜の受粉を助けてくれるいい虫さんなんだそうです。
たまにお庭でアメリカミズアブを見ると「あ、うち出身の子かしら?」とのんきに思ったりしています。
このように虫の発生というトラブルに対して想像していたよりも、わたしは平気でしたが、苦手な方はきっとコンポストが大嫌いになってしまうと思いますので、バックタイプのファスナーはしっかりと閉めましょう(^^)/
どうしても虫が苦手な方は対策をまとめた記事がありますので、参考にされて下さい!
LFCコンポストを選んだ理由
実は20代の一人暮らし時代に段ボールコンポストを購入し挫折した経験があります。
コンポスト挫折経験者のわたしがLFCコンポストのバックタイプをおすすめするポイントをまとめました。
見た目がおしゃれだから
見た目がおしゃれであることは、実際に使ってみて大切なポイントだと強く思いました。
なぜかというとコンポストはほぼ毎日行う作業になるからです。
LFCコンポストのバックタイプはおしゃれなトートバックでコンポストとは思えない見た目♪
コンポストは基本、置き場所は風通しのよい屋外です。
ベランダなどに見栄えの悪いものを置きたくないし、毎日触れるものだから清潔感は大切です。
わたしは朝にコンポスト作業を行うようにしています。
毎朝の作業が苦痛なものになってしまわないように、見た目にはこだわりました。
グリーンの中にLFCコンポストを置くととっても馴染んで気に入っています。
通気性バツグンのバックタイプであること
毎日のコンポストの作業を少しでも楽にするのはこのバックタイプだからです。
持ち手
持ち手があることで移動が楽になります。
頻繁に移動することは少ないのですが、台風など悪天候の日の取り込みや、熟成して堆肥として使う際に運ぶときなどに便利です。
ファスナー付き
ファスナーが付いているので虫の侵入を防いでくれます。
絶対に虫を入れたくない方はファスナーを必ず端までキッチリ閉めしょう。
コンポストがうまく分解がすすまないときは「天地返し」といって基材の上下をひっくり返すことをするのですが、バックタイプだとファスナーを閉めて逆さまして少し降ることで簡単に行えます。
通気性バツグン
一番驚いたことはかなり通気性がいいことです。
熟成期間中は特にしっとりとさせたいので、お水を加えて全体に混ぜるのですが、すぐに乾燥してしまうほどです。
生ごみの水分が抜けて、栄養だけ中の基材に残ります。
以前、段ボールコンポストを使っていたときは、段ボールが湿気を吸ってふにゃふにゃになってしまいました。
段ボールの交換が必要だったり、触るのも「ちょっとやだな…」と思ってしまい、コンポストから気持ちが離れてしまいました。
バックタイプは繰り返し使えるのも嬉しい♪
LINEでサポーターに無料で相談できること
コンポスト初心者さんに強くおすすめな理由は、困ったときにLINEで相談できるということです。
口では説明できない場合は、写真や動画を送ったりしながら相談できますよ。
わたしも熟成期間や虫対策について写真付きで相談してみると、その日に回答がありました。
何事も最初はわからないことが多く、相談する人が近くにいなければ、わたしのようにコンポストをやめてしましいます。
せっかく“はじめよう”と思った気持ちをなかったことにしないために、このサポートは是非使っていただきたいです。
LFCコンポストの使い方
コンポスト基材をセットする
ファスナー付きの専用バックの中に、コンポスト基材を入れます。
風通しのいい台の上に置きます。
置き場所は雨のかからないベランダがおすすめです。
準備物①スコップ
基材を混ぜるのに使います。塗装のないステンレス製で先が細めのものが混ぜやすくておすすめです。
準備物➁台
プランター台やカゴなど、下に通気性が確保できるものであれば大丈夫です。
わたしは100均で購入した花台を使っています。
スノコは接地面が多いので最適でないそうです。
生ごみを入れる
スコップで中央に穴をつくり、生ごみをいれて軽く混ぜます。
前回のごみがある場合は、新しい生ごみを入れる前によく混ぜて、同じく中央に入れます。
最後にファスナーを端までキッチリ閉めて虫が入ってくるのを防ぎます。
生ごみ投入終了後、熟成させる
熟成期間は3週間。
堆肥がしっとした状態を保ちます。
中が乾燥してパサパサしている時は水を500mlを目安に入れて混ぜましょう。
週に2~3回全体をよく混ぜます。
できた堆肥を使う
できた堆肥は、堆肥:土2~3の割合で土と混ぜて使います。
すぐに使わない場合は、乾燥させて保存ができますよ。
LFCコンポストの詳細情報
素材
コンポストで大切なのは基材です。
LFCコンポストは長年の経験と厳選された素材を使用してオリジナルのゴールデン比率で配合されているとのこと。
生ごみから堆肥への分解スピードが速く、悪臭の発生を防ぐように作られています。
通気性バツグンのバックはペットボトル・廃プラスチックの再生生地を使用してつくられているとのこと。
サイズ
高さ 37cm
横幅 50cm
奥行 21cm(持ち手含まず)
金額
2回目以降 1,630円(税込1,848円)+全国送料550円=2,398円
まとめ
コンポスト挫折経験者であるわたしがコンポストのメリット・デメリット、LFCコンポストを選んだ理由について紹介しました。
コンポストを取り入れることで今まで捨てていたものが、手を加えることで堆肥となり、栄養になる野菜や美しいお花になる。ごみが減り、地球にも優しい。という循環が生まれます。
毎日生ごみを捨てていることに違和感を感じている方にはぜひコンポストをご提案いたします。
わたしの経験を見ていただき、ご自身の生活に取り入れていけそうか考えるきっかけになりましたら、幸いです。
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