ほどよい苦みとシャキシャキとした食感がおいしいゴーヤ(ニガウリ)。
食物繊維やカリウム、葉酸、ビタミンCといった栄養素もあるので、日差しを浴びるガーデナーさんにはぜひ食べてほしい野菜のひとつ。
ゴーヤは、つるで伸びる植物なのでグリーンカーテン(緑のカーテン)も夏の日差しを和らいでくれるので、自宅で育てるとメリットいっぱいですよ♪
肥料は主に生ごみコンポストでできた堆肥を利用していきます。
畑ではなくプランターで完全無農薬でゴーヤを作ってみました。
・プランターで育てたい
・生ごみコンポスト堆肥で育てたい
・無農薬で育てたい
・グリーンカーテンを作りたい
ゴーヤの苗の植え付け
ゴーヤは種からだと4月頃、苗だと5月頃が適期。
わたしは今回少し遅れて6月9日に植え付けました。
基本の土(ナフコさんの商品)+生ごみコンポストでできた堆肥。
それから最近有機肥料にはまっている夫から頂いたぼかし肥料と鶏糞、有機石灰を少し入れてみました。
それから赤玉土が切れていたのでボラ土を入れて水はけをよくしてみました。
混ぜ混ぜしてこんな感じの土になりました。
生ごみコンポスト入りなので何かの皮のようなものがチラホラあります。
骨などは分解に時間がかかるのでこのように残ります。
分解されなくても大丈夫。
水はけをよくしてくれたり、少しずつ栄養が溶けでてくれるそうです。
土ができたので植え付け!
実はこの時、強風で苗の主軸が折れていましたが、何とか耐えてくれました。
ゴーヤの生命力は強いですね。
ゴーヤは種からも簡単に育てられるということなので、来年は種から育てたいなと思っています。
ネットを貼ってゴーヤのつるを誘引する
ゴーヤの苗は小さいうちからつるを伸ば絡まる場所を探しているので植え付けと同時にネットをするくらいでいいと思います。
そしてうまく広がるように誘引してあげます。
この作業はとっても楽しい♪「こっちだよ~」と教えてあげる感覚。
ゴーヤの葉焼け
植え付けから2日後に葉が白くなっていることに気づきました。
土が合わなかったのかしら?と心配ですぐ調べてみると葉焼けでした。
お天気がよかったこともあり、日差しが強すぎたようでした。
ホームセンターの日除けがあった場所にいた幼苗ちゃんが、いきなり我が家のガンガン日差しの当たる場所に置いたことが原因でした。
新しい葉と双葉はとても元気なので、白くなった葉はカットして場所は変えずに様子を見ることにしました。
何とか適応してくれて、この後葉焼けしなくなりました。
ここでもゴーヤの生命力の強さを感じました。
白くなった葉を見た時はちょっとビックリしたけど、安心しました◎
ゴーヤの摘芯
植え付けから1週間程度で本葉(ギザギザした葉)が4~5枚のところで摘み取ります。
そうすることで、脇から子づる、孫づるが伸びてグリーンカーテンが広がります。
この時期とても元気に育ってくれ、どんどん成長するので、時々ここで脇芽(子づる、孫づる)があるといいなと思うところで摘み取ります。
ゴーヤの花 開花と受粉そして追肥
植え付けから約1ヶ月ほどでお花が咲くようになりました。
ゴーヤの花は雄花と雌花がある
ゴーヤの雄花、雌花の見極めはとてもわかりやすいです。
雌花はゴーヤの実の赤ちゃんのような形をしています。
咲き始めは雄花が多く、子づる、孫づるに雌花が咲きやすい傾向にあります。
雌花は雄花が10~20個に対して1個と少ないので見つけたら受粉をしてあげると確実です。
受粉に成功すると実が大きくなり始めます。
受粉しないとそのままの大きさでやがてオレンジ色になります。
人工授粉
蜂などが自然に受粉してくれることもありますが、わたしは確実に実らせたいので雌花を発見したら人工授粉をしています。
やり方は簡単で、雄花を摘み取って、 黄色い花粉を雌花のめしべにつけるか、綿棒などで雄花の花粉をめしべにつけましょう。
人工授粉するときは優しく行いましょう。
あまり強くすると雌花のめしべがポロリと取れてしまいます(泣)。
追肥
実が成長できるように追肥を行います。
ゴーヤは土の上部にも根を張るので、根を傷付けないように、堆肥と基本の土を混ぜ合わせたものをほぼ置くような形で追肥しました。
追肥で使った堆肥も生ごみコンポストでできた堆肥を使用しました。
ゴーヤの収穫
無事に受粉すると実が大きくなり始めます。
ゴーヤの収穫時期は、7〜9月頃で植え付けした時期によって違います。
わたしの初収穫は植え付けから約2か月後の2024年8月8日でした。
味はちゃんと苦味とシャキシャキとした食感があり、美味しく頂きました。
「あばしゴーヤ」は実が15~20cmほどの大きさになり、色が濃い緑色になったら収穫のタイミングとのこと。 あまり長く放置すると苦味が強くなるため、早めに収穫するのが良いでしょう。
収穫は定期的に行い、実が育ちすぎないように注意します。
次々と雌花が膨らんで、9つの実が成長しております。
夏の終わりにまた収穫量や追肥の頻度など更新したいと思っておりますので、また見に来てくださると嬉しいです。
暑さ対策
今年の夏は猛暑の上に、夕立がなかったのでゴーヤにとっても厳しい夏になったのではないかと思います。
プランター栽培ということもあって朝夕のお水やりに加えて暑さ対策として敷きわらを取り入れました。
敷きわらをすることで日よけになって地熱が上がるのを抑える効果があるので、根への影響をやわらげ、暑さ対策になります。
また地表の乾燥を防いで保湿効果もある上に、土がかたくなるのを防ぐ役割も果たしてくれます。
わたしはトウモロコシの葉を乾燥させたものを藁にしておいてみました。
ゴーヤに限らず、その他の植物の暑さ対策にもなりますね♪
まとめ
まだ収穫時期の途中ではありますが、今回は生ごみコンポストでできた堆肥を使ってゴーヤの栽培を記録してみました。
生ごみコンポストの堆肥だからと困ったことはなく、むしろ肥料を買っていないので低コストで安心して食べることが出来ました。
グリーンカーテンは上部が少し広がりが悪かったのでそちらが改善点ですね。
ただ、プランターで栽培でここまで成長してくれたので満足です◎
また来年の夏にもチャレンジしたいと思います。
Instagramではリアルタイムで植物の記録をしています。
見ていただけると幸せます♪
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