こんにちは!マリコットです。
なるべくお金をかけずに、無農薬で野菜を育てています。
そんなわたしが菌ちゃん農法と出会い、畑、プランター、花壇で実践した内容をご紹介します。
・菌ちゃん農法の基本と糸状菌について
・糸状菌のエサとなるもの
・畑、花壇、プランター土づくりの手順
・実践してわかったことや栽培の経過

菌ちゃん農法やってみたい方へ参考になれば嬉しいです。
畑、花壇、プランターそれぞれの詳しい土づくりの記事です。詳しく見たい方はこちらからどうぞ♪



菌ちゃん農法は糸状菌ファースト
菌ちゃん農法の著者である菌ちゃん先生こと吉田俊道先生は、
生ごみを使った農法の本を書かれたりと菌について研究を尽くされています。
その菌ちゃん先生が元気な無農薬野菜をつくるには糸状菌を生かすことが大事だと仰られています。
糸状菌とは菌類の一種で、細長い糸状の菌糸で構成される微生物の総称。
糸状菌が食べる(分解する)ものは木や落ち葉、固い刈草、竹、もみ殻などです。
糸状菌のエサを集める
炭素分が多い有機物が糸状菌のエサになります。
これなら庭にありそう!近くの公園にあるかも!?という視点で読んでいただけたらと思います。
刈草
セイタカアワダチソウなどの大型雑草や、ねこじゃらしのようなイネ科の葉がツンツンした固い雑草を数ヶ月野ざらしにしたもの。
もみ殻
窒素分が少なく、炭素分が多いうえに、空気をよく含むので糸状菌が増えやすい。新鮮なものはお水をはじいてしまうそうで、半年ほど雨ざらしにしてから使う。表面に白く糸状菌が付着しているとベスト。
竹
糸状菌が付きやすい。鉄など微量要素にも富む。野ざらしにしたものはもちろん、竹については切ったものをすぐエサにできるとのこと。その際は1〜10cmほど細かくして使う。
落ち葉
落ちたばかりのものよりも数ヶ月野ざらしにした黒くなった落ち葉が最高とよく動画でも紹介されています。山道の溝にたまっているような落ち葉はすでに糸状菌が付いていることもあるのでエサに使いやすい。
木
長さ3〜5cmほどのチップ状になったものが便利。切ってから数ヶ月野ざらしにして、糸状菌が付き始めたものだとよりよい。
繊維くず
着古した衣服。ただし天然繊維100%のものを使う。(綿や麻、ウールなど)

えー!こんなものも分解するの?!と驚きましたが、衣服に使われる天然繊維は元を辿れば植物ですもんね。菌ちゃん農法はこういう気づきがあって楽しいです♪
わが家では、家庭菜園やガーデニングで出る植物の残渣、
雑草、落ち葉、もみ殻、使い古したインナーが使えそうでした。
どれも一旦雨ざらしにしてからの使うので、数ヶ月雨ざらしにしました。
太陽にも雨にも当て、放置していました。
そうするといい具合に枯れてきます。
パキッと折れるくらいがいいと思います。中に芯があるようだとまだ早いです。

集めた菌ちゃんのエサ
エサが集まったら次は、畝づくりです。
高畝づくり
畑、花壇、プランターと3パターンで作りました。
皆さんもこれならできそう!と思えるものからスタートしてみてください♪
使用する土はどのパターンでも肥料が入っていない土。
わたしは一度植物を、育てたあとの土を使いました。
畑
菌ちゃん農法で一番大変なのが高畝(一番低いところから40cmほどの高さ)を作ることです。
けれど、この高さが重要だと菌ちゃん先生(吉田先生)は仰られます。

真夏なので空調服を着て取り組みました。
👇こちらの記事で詳しく紹介しています。
花壇
畑と同じく高さ40cmの高畝を花壇の中に作っていきました。
壁沿いの限られたスペースで作業になるので、変な姿勢になったり少し作りにくかったですが、畑に比べると小さいので、女性でも大丈夫だと思います。

菌ちゃん農法 花壇バージョン
プランター
畝の代わりに高さのある深型のプランターを用意しましょう。
高さ40cm以上がおすすめです。ない場合は、大きな肥料袋で代用できるそうです。
わたしは不織布プランター30リットルがあったので、こちらを使用しました。

不織布プランター30L
プランターの一番下には必ず排水をよくするために軽石や小枝、もみ殻を入れます。
(プランターに付属している排水ネットがありましたら、それも敷きます。)
軽石の場合は5cm程度、小枝などかさばるものは5~10cmくらいを目安にいれます。
わたしは一番下には庭の木の木くずなど雑草よりも少し硬そうなものを敷き詰めました。
土の排水が悪い場合はもみ殻を1〜2割入れると良いです。
プランターに使う土は入れる前に湿らせておくといいです。

一番下に小枝を入れてみた

畑と花壇の高畝の下にも大きめの木など菌ちゃんのエサになるものを埋めておくとエサがゆっくり分解されて菌ちゃんが長く元気でいてくれるそうです。
エサをのせる
最後に菌ちゃん(糸状菌)のエサをのせます。
すでに糸状菌らしいものがついているものがあると尚良いです。
のせ方は出来るだけ均等に、植物を植えるときに邪魔にならないように大きなものはカットしてのせましょう。
のせたら少し土をのせ、エサと土を混ぜ合わせます。
畑

菌ちゃんのエサをのせた様子
枯れ枝、落ち葉、などを畝の上に乗せて混ぜ合わせました。
花壇

花壇の菌ちゃん高畝にエサをのせた
庭に生えていた雑草、育てた野菜の残渣を雨ざらしにしたものを使いました。
ボロボロになった木くずもエサになりそうなので入れてみました。

畑と花壇はマルチを被せる前に一雨当てます。
ジョーロなどよりも時間をかけて雨に当てるほうが水分が行き渡るそうです。
プランター

この後すこし土を入れて混ぜ合わせました。
庭の雑草や育てた野菜の残渣、それから使い古したインナー(綿100%)を雨ざらしにしたものをエサとして使いました。のせたら少し土をのせてエサと土を混ぜ合わせます。
もしエサが乾燥していたらジョウロなどで水をかけて湿らせましょう。
マルチで覆う
エサをのせ、畝を十分に湿らせたら、いよいよ最後の工程のマルチ作業です。
畑
畝全体に覆いかぶさるくらいの大きさのマルチを用意して上から被せていきます。
次にマルチ押さえ(トンボ)を差し込み、マルチを固定します。

マルチの上に土や大きめの石をのせていきます。
マルチが風で飛ばないようにすることと、乾燥を防ぐためです。
こうすることで野菜づくりに大切な菌ちゃん(糸状菌)を繁殖させることができるそうです。
土は20~30cmほどの間隔をあけて畝の両端にジグザグでのせます。

重しがあると毛細管現象でその部分は乾きにくく、他は乾きやすい。そうしてメリハリをつけるのも菌ちゃん(糸状菌)にはいいそうですよ!
最後に忘れてはいけない、空気を入れるための穴をあけて終了です!
花壇
花壇も畑のマルチの覆い方と同じです。
畝を覆える大きさのマルチを用意してしっかり包み込んでマルチ押さえ(トンボ)を差し込み固定します。
マルチの上に土や大きめの石をのせて、マルチが風で飛ばないようにすることと、乾燥を防ぎます。
そうすることで野菜づくりに大切な菌ちゃん(糸状菌)を繁殖させることができるそうです。
わたしは庭にあった大きめの石やレンガを使いました。

2025.9.8 完了!
最後に空気を入れる穴をあけて終了です!
プランター
黒マルチを被せます。マルチがなければ、大きな黒いごみ袋でもOK。
マルチを被せたら風で飛ばされないよう紐で縛ります。そして、最後に空気が入るように穴を開けす。このまま3ヶ月間放置します。保管場所は直射日光や雨が直接当たらない軒下がいいようです。

2025.10.27 完了!
菌ちゃん農法 糸状菌発見!!
黒マルチで覆ったら、約3ヶ月待ちます。
※菌ちゃん農法では気温が低い12月~2月(気温5℃)は土づくり期間としてカウントしません。
わが家では
畑 約6ヶ月
花壇 約4ヶ月
プランター 約6ヶ月 で糸状菌を発見できました。
畑 6ヶ月後
8月からスタートして、翌年の5月に糸状菌を見つけました。

2026.5.4 細ーい菌ちゃん発見!!
花壇 4ヶ月後
9月からスタートして翌年の4月に糸状菌を見つけました。
この花壇は日当たりがよく、軒下で雨にも当たりにくいので乾燥ぎみで糸状菌が育ちにくい状態でした。
あまりにも畝が乾燥していたので、マルチ剝がして一雨あてて、もう一度マルチで覆い、さらに重石を増やしました。
この乾燥対策をして1ヶ月後に菌ちゃん(糸状菌)が見れました。

白い糸状のもの
詳しい乾燥対策を行ったかはこちらの記事でご確認ください。
プランター 6ヶ月後
10月にスタートして翌年の7月に糸状菌発見できました。

糸状菌チェック✔
畑、花壇、プランターそれぞれ長い間待っていたので、
この菌ちゃん(糸状菌)を見つけた瞬間、とても感動しました✨
菌ちゃん農法 野菜栽培
それぞれの収穫できた野菜を紹介します。
畑
トマト、パプリカ、トウモロコシ、スイカ、サトイモを植え付けました。
実家の畑で帰省のタイミングでしかお世話ができなかったので、
ほぼ放置です。
スイカは順調でしたが、収穫直前に何者かに食べられてしまうトラブルもありました。

2026.8.12

2026.8.13 食べられてる!!!
花壇
種から育てた空心菜(エンサイ)がたくさん収穫できました。
虫被害はほとんどありません。

2026.8.1 エンサイ収穫
収穫しても分岐したところからまた伸びて何度も収穫できました。
プランター
紫ミニ大根を種から育て収穫できました。
葉は少しかじられていましたが元気に育っていました。

2026.6.29 収穫~!
紫ミニ大根の収穫後にベビーリーフの種をまき、収穫できました。
こちらも虫食いがほぼないです。

2026.8.8 虫食いなしのベビーリーフ♪
菌ちゃん農法 まとめ

2025年の夏から菌ちゃん農法を始め、無肥料・無農薬でもおいしい野菜が育つことを実感しました。
使うのは、普段なら見向きもしないような枯れ枝や落ち葉。
身近にある自然のものを活かして土づくりができるのも、菌ちゃん農法の魅力です。
土づくりには少し時間がかかりますが、特別な資材にお金をかけずに始められます。
畑・花壇・プランター、それぞれ異なる環境で土づくりに挑戦し、どの環境でも糸状菌を見つけることができました。
実際に育ててみてわかったことや、失敗したことも含めて記事にまとめています。
これから菌ちゃん農法を始めてみたい方の参考になれば嬉しいです。
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